予防
心原性ショックの原因は多岐にわたるため、必ず予防できるというわけではありません。
しかし、心原性ショックの原因として最も多い急性心筋梗塞は、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病や、喫煙習慣などがリスク要因となります。そのため、生活習慣を改善し、生活習慣病に対しては適切な治療を継続することが発症予防につながります。
また、急性心筋梗塞は狭心症から移行して発症することがあります。歩行時の息苦しさ、胸の痛み、圧迫感などの自覚症状があれば、狭心症の可能性があるため医療機関を受診しましょう。
さらに、心原性ショックは心臓弁膜症などの病気が重症化した際に引き起こされることもあります。歩行時の息苦しさ、体のむくみ、急な体重増加などから心臓弁膜症など心臓の病気と診断された場合は、医師の指示に従って治療を継続していくことも大切です。
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