治療
急性気管支炎の治療では、十分に休息をとり、水分補給や栄養補給を行うことが重要です。
さらに、疑われる原因菌の種類に応じて治療を行います。
ウイルス感染
インフルエンザウイルス以外のウイルスでは、ウイルスそのものに有効な治療薬が存在しないため、対症療法が中心になります。対症療法は薬物治療が中心で、咳止めや痰切り、うがい薬、解熱鎮痛薬などが使われます。
インフルエンザウイルスが原因の場合は、抗インフルエンザ薬が使われます。
細菌感染
細菌感染が原因の場合、あるいは、細菌による二次感染が起こった場合には抗菌薬による治療を行います。通常は内服薬による治療を行いますが、肺炎を起こしており呼吸の状態が悪い場合などでは、入院して点滴による治療が行われることもあります。
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