検査・診断
急性腹症が疑われる場合は、早急に原因となる病気を鑑別してそれぞれに適した治療を行っていくことが大切です。痛みの程度や性質、全身の状態を把握したうえで次のような検査が行われます。
血液検査
炎症の程度や貧血の有無など、全身の状態を評価するために血液検査が必要になります。また、必要に応じて肝機能や腎機能などの評価も行われます。
画像検査
緊急性が高い場合は、まず腹部超音波検査やX線検査で重篤な病気の有無の確認が行われます。さらに必要に応じてCT検査が一般的に行われます。
内視鏡検査
食道、胃、十二指腸、大腸の病気が疑われる場合は、胃や大腸の内部をより詳細に観察することができる内視鏡検査を行います。
尿検査
尿路結石などの病気が疑われるときは、尿に血液や白血球などが混ざっているかを確認するために尿検査を行います。
心電図検査
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