症状
ウイルス性胃腸炎
ノロウイルス
1~2日の潜伏期間を経て激しい嘔吐、下痢の症状で発症します。2~3日は強い症状が続きますが、その後、速やかに症状が改善することが多いです。
ロタウイルス
初期に39度台の高熱が出ることが多く、嘔吐は1~3日で治まりますが1週間ほどひどい下痢が続くことが多いという特徴があり、脱水を起こしてしまう危険性もあります。ロタウイルスに感染すると胆汁の分泌が悪くなり、その影響で便がレモン色や白っぽい色になることがあります。
アデノウイルス
下痢や腹痛が主な症状で、発熱や嘔吐は目立ちません。症状が下痢だけのケースもあります。下痢は1週間程度継続します。季節を問わず発症が見られます。
細菌性胃腸炎
嘔吐を伴うことはありますが、中心となるのは腹痛や下痢、血便などの下腹部の症状です。
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