原因
扁桃腺炎はウイルスが原因で起こることが多く、アデノウイルやEBウイルス、ライノウイルスなどが挙げられます。また、溶連菌やブドウ球菌、肺炎球菌などの細菌感染が原因となることもあります。
口蓋扁桃は3歳から8歳ころにもっとも大きくなり、成長するにつれて小さくなる器官です。成人ではほとんど目立たなくなるのですが、慢性的に炎症が繰り返されると、扁桃は腫大し、成長しても大きいままです。そのため、成人になっても感染を起こす機会が多くなります。
また、扁桃腺には多数の常在菌がおり、体力が弱ったときなどに炎症を起こすことがあります。さらに、扁桃腺が腫大した状態で成人となり、飲酒や喫煙による刺激が原因となって炎症を誘発することもあります。
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