検査・診断
掌蹠膿疱症は見た目が特徴的な病気であるため“視診”によって診断されることが一般的です。しかし、細菌感染による膿疱の可能性が考えられる場合は、膿疱の内部の膿を採取して細菌が潜んでいるか調べる細菌培養検査を行います。見た目が水虫にも似ているため、皮膚の角質を一部採取して顕微鏡で調べ、水虫を起こす白癬菌がいるかどうかを調べることもあります。
また、この病気は扁桃炎や虫歯などの慢性感染症が原因となることが知られているため、このような感染性の病気がないかを調べるために、耳鼻科や歯科的な検査を行うことも少なくありません。そのほか、上述したような関節の腫れや痛みがあるときは、骨などに異常がないか調べるためX線やMRIなどによる画像検査を行うことがあります。
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