症状
日焼けの症状は、浴びた紫外線の量や元々皮膚にあるメラニンの量などによって現れ方が異なります。軽度の日焼けであれば、紫外線を浴びて数時間で皮膚の赤みや痛みなどの症状が現れ、2~3日程度で自然に消えていきます。その後、産生が促進されたメラニン色素の影響で皮膚が黒くなることもあります。
しかし、浴びた紫外線量が多い場合は皮膚に強いダメージが生じ、腫れや水ぶくれなどの症状が現れることがあります。中には発熱、悪寒、脱水、脱力など全身症状が生じるケースもあります。
なお、日焼けをすると皮膚は紫外線によってダメージを受け、皮膚の張りを維持するための組織が壊されることでシワの原因になったり、メラニン色素が多く産生されることでシミができやすくなったりすることがあります。さらに、紫外線は皮膚の遺伝子にダメージを与えるため、重度の日焼けをしたり日焼けを繰り返したりした場合は将来的に皮膚がんになるリスクが高まると考えられています。
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