原因
濾胞性リンパ腫の発症には、遺伝子の異常が関与していると考えられています。最も特徴的な原因は、遺伝子を構成する染色体のうち、第14番染色体と第18番染色体の一部が切断され入れ替わる“t(14;18)(q32;q21)転座”です。この転座は、日本の濾胞性リンパ腫患者の約90%に認められ、細胞死(アポトーシス)を抑制するBCL2タンパク質が過剰に発現します。その結果、がん化したB細胞が死滅せずに体内に蓄積し続け、さらに、KMT2DやCREBBP、EZH2などの遺伝子異常が加わることで濾胞性リンパ腫を発症するといわれています。
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