むしょうこうせいしんきんきょけつ

無症候性心筋虚血

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

こちらも狭心症心筋梗塞の治療に準じます。

薬物治療

抗血小板薬

血小板のはたらきを抑えて血液のかたまり(血栓)ができるのを防ぐ薬剤をつかって、血管が詰まるのを予防します。またカテーテル治療の前後には同様のはたらきを持つ薬剤を併用して内服する場合があります。

脂質異常症の治療薬(脂質異常症の患者さんの場合)

狭心症の原因となりうる脂質異常症(コレステロールや中性脂肪などの異常)をコントロールして、狭心症を予防します。

糖尿病の治療薬(糖尿病の患者さんの場合)

動脈硬化の進行を防ぐには糖尿病のコントロールが重要です。

カテーテルによる治療(経皮的冠動脈形成術: PCI [Percutaneous Coronary Intervention])

カテーテル検査と同様に、手首や肘、足の付け根の血管からカテーテルと呼ばれる細く長い管を心臓の近くまで挿入します。カテーテル治療では、カテーテルを通して、血管の狭くなった部分を拡張するためのバルーン(風船)やステントと呼ばれる金属でできたメッシュ状の筒を狭くなった血管の内部へ持っていきます。その後にバルーンを膨らませたり、ステントを血管の中に留置することで血管を広げて治療します。

外科手術

バイパス手術(CABG: Coronary=冠動脈、Arterial=動脈、Bypass Grafting)と呼ばれ、道路のバイパスと同様に、狭くなり血流が悪くなった血管を避け、グラフトと呼ばれる別の血管をつくり血液の流れをよくする手術です。

外科手術の選択については、カテーテル治療のリスクが高い、左冠動脈の左主幹部(根元部分)に狭窄がある方、狭窄が非常に多い方、重症の弁膜症(心臓の弁の障害)を合併している方が適応となります。
 

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