つめはくせん

爪白癬

俗称/その他
爪水虫
最終更新日:
2021年01月28日
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2021/01/28
更新しました
2017/04/25
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原因

爪白癬の原因は、白癬菌というカビ(真菌)の一種です。白癬菌が爪に入り込んで感染し、増殖することで爪白癬が起こります。白癬菌はさまざまな部位の皮膚に感染することがあります。爪白癬は、もともと足に感染していた白癬菌(足白癬)が爪に入り込むことにより生じるとされています。また、手の白癬から手の爪白癬が起こることもあります。

感染経路

白癬菌の感染は、人や動物の皮膚など、白癬菌が付着したものに直接触れることで起こりますが、爪白癬は、特に次のような場面での感染が考えられます。

  • 同居人・家族に治療を受けていない白癬患者がいる
  • 治療していない足白癬の病巣がある 
  • ほかの爪のトラブルや血液の循環が悪いために爪が伸びない
  • 運動などで爪に傷がついた など

発症しやすい人

次の条件に当てはまる方は、足白癬・手白癬に感染しやすく、これが長い間治療されていない場合は爪白癬も発症しやすい傾向があります。

  • 足の指が太く、指同士が接触しやすい
  • 長時間にわたり靴(ブーツ、安全靴、長靴を含む)を履く
  • 体温が高く汗をかきやすいため靴の中の湿度が高い
  • 糖尿病による手足の血行不良・感覚障害がある(皮膚症状に気付きにくく、菌に対する抵抗力も弱るため)
  • 足底・踵、手のひら(特に一方だけ)が乾燥してカサカサしている

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