症状
真性多血症では異常に赤血球が増加して血液がドロドロになります。そのため、これらを反映した自覚症状が出現します。具体的には、頭痛、めまい、手足を温めたときにかゆみを感じる、熱くピリピリと感じる(しゃく熱感)、ひざや足などの関節がはれて痛みが出る、などです。
また、脾臓が大きく腫れ(脾腫)、痛むようになり、おなかの張り・不快感などを生じることもあります。
もっとも気を付けなくてはいけない点は、血栓(血の塊)が血管の中にできやすくなることです。脳や心臓に血栓ができると脳梗塞や心筋梗塞といった命を脅かす病気を合併することがあります。そのため、治療は多くの場合、血栓を防ぐことが目的になります。
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