検査・診断
突発性発疹は、年齢、高熱と解熱後の発疹といった典型的な症状などから、小児科では容易に診断を下すことが可能です。ヒトヘルペスウイルス6型や7型の感染によるものと確定するには遺伝子検査などが必要となりますが、経過と症状で診断ができるため、検査が行われることはほとんどありません。
また、突発性発疹は高熱が出るものの重篤な合併症や症状を引き起こすことが少ないため、特別な検査が必要になることは少ないのが現状です。しかし高熱と水分摂取不足などによる脱水が疑われる場合や、けいれんを起こしたり、ぐったりしたりして呼びかけに応じない場合など、何らかの合併症を引き起こしていると考えられるときは、それぞれの症状に合わせて血液検査や画像検査などを行うこともあります。
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