ぞくりゅうけっかく

粟粒結核

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

粟粒結核を発症する段階では、肺に多発性に結核性病変を認めることが多々あります。この確認のために、胸部単純レントゲン写真や胸部CTといった画像検査が行われます。粟粒結核が疑われた際には、結核菌の存在を確定する検査が行われます。具体的には、喀痰を用いて喀痰塗抹検査(ガフキー検査)、抗酸菌培養検査、遺伝子検査(PCR法)が行われます。その他、全身に結核菌がばらまかれていることを確認するための検査も併用されます。

中枢神経系の病変を確認するには、頭部CTやMRIの画像検査に加えて、髄液(腰椎穿刺)を用いた培養検査などが重要です。腎臓が侵された場合、尿中に結核菌の存在を確認することもあります。また、検査で得られた画像により結核に関連した腫瘤性病変を確認することもあります。その他にも、肝臓(肝生検)や骨髄、胸水、腹水、など、病変が疑われる組織を実際に採取して結核性病変を顕微鏡的に確認する検査が行われることもあります。

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