ぞくりゅうけっかく

粟粒結核

監修:

治療

粟粒結核の治療は基本的に、通常の結核と同じく複数の抗結核薬を用いた薬物療法を行います。症状が強い場合や髄膜炎においては炎症を抑えるためにステロイドを併用することも少なくありません。肺以外に病巣がある場合は、それぞれの臓器のダメージの程度によって薬物療法以外の治療が必要になることがあります。具体的には、腎臓に病巣があり腎機能が著しく低下して高血圧を引き起こしているような場合は腎臓を摘出する手術が必要です。骨髄に病巣がある場合は手術による切除、腸に病巣があって腸の内部が狭くなっているような場合は手術によるその部位の切除など、それぞれの症状に合わせた治療が必要です。

最終更新日:
2024年05月28日
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2024/05/28
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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