症状
皮膚を貫通することで糞線虫の寄生が始まりますが、貫通部位の発疹をみることがあります。体内に入り込んでから2〜4週間ほどの経過を持って消化器症状や呼吸器症状などが出現します。糞線虫は消化管内で増殖するため、腹痛や下痢、吐き気などをみることがあります。また肺に入り込むと慢性的な咳や喘鳴なども出現します。皮膚症状としてかゆみやじんましんなどが出現します。
糞線虫に寄生されたとしても、無症状に経過することもまれではありません。そのため、年単位に渡って寄生が持続することもあります。しかし、免役が低下したときなど重症化することがあります。播種性糞線虫症と呼ばれる、大量の糞線虫に感染した状態になります。この病態になると、大腸菌などの腸内細菌が糞線虫と一緒に大量に血液中に入り込み、重篤な肺炎や髄膜炎をきたすことがあります。複数菌種が血液、髄液などから検出された場合に疑います。また、その結果、重篤な呼吸障害、ショック、精神症状、意識障害などを生じることがあります。
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