原因
細菌性角膜炎は、緑膿菌やセラチア、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌といった細菌に感染することを原因として発症します。
ただし、こうした細菌は周囲の環境中に広く生息しているため、何かしらの誘因がなければ病気を発症することはありません。
誘因として多いのは、コンタクトレンズの不適切な使用です。コンタクトレンズの洗浄が十分でなかったり、長期間装着を続けたりすることで角膜に対して細菌が感染するリスクが高まります。
また、糖尿病にかかっている方やステロイドを長期間使用している方などにおいては、全身の免疫力が低下しています。このような背景がある場合にも、細菌性角膜炎が発症しやすくなるため注意が必要です。
医師の方へ
「細菌性角膜炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします