検査・診断
結核性髄膜炎の診断では、髄液検査が重要です。髄液に混入している細胞の種類や量、糖やタンパク質の量などを評価します。また、髄液中のアデノシンデアミナーゼ活性の高値も、補助的な診断項目となります。
その他、髄液を用いて、顕微鏡による結核菌の検索、培養検査、結核菌特有の遺伝子を検索するためのPCR法なども行われます。また、結核への感染を確認するためのインターフェロンγ遊離試験、病巣部位を把握するための胸部レントゲン写真や、頭部CT、MRIなどの検査も行われます。
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