症状
代表的な症状
聴覚障害が起こると、耳の聴こえに支障が生じます。具体的には、以下のような症状が挙げられます。
- 音は聞こえているが、何を話しているか分からない。話し声が明瞭に聞き取れず、こもったような音として認識される。
- 大勢の人の中や、雑音がする環境では会話が困難。
- 時計のアラームなど高い音が聞き取りにくい。
など
また、音がまったく聴こえなくなってしまうこともあります。
こうした症状によって会話がうまく成り立たず、コミュニケーションに支障をきたしたり、自分の気持ちがうまく伝わらないという思いから、心理的なストレスを感じたりすることもあります。
また、先天性の聴覚障害の場合、発語に必要な“言葉を音として認識すること”ができないため、発語にも支障をきたすことがあります。
聴覚障害の種類による症状の違い
聴覚障害の症状は、種類によって違いが見られます。
伝音難聴は軽度から中等度ですが、感音難聴と混合性難聴は軽度から重度までさまざまです。聴力レベルは程度によって以下の4つに分類されます。
- 軽度……小さな声や騒音下での会話が聞き取りづらい
- 中等度……普通の声の大きさの会話が聞き取りづらい
- 高度……非常に大きい声か補聴器を使用しないと会話が聞こえない
- 重度……補聴器を使用しても聞き取れないことが多い
実績のある医師
周辺で聴覚障害の実績がある医師
国立病院機構東京医療センター臨床研究センター 聴覚・平衡覚研究部長/臨床遺伝センター長
内科、アレルギー科、血液内科、リウマチ科、外科、精神科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、緩和ケア内科、腫瘍内科、感染症内科、消化器内科、糖尿病内科、内分泌内科、膠原病内科、脳神経内科、放射線診断科、放射線治療科
東京都目黒区東が丘2丁目5-1
東急田園都市線「駒沢大学」 徒歩15分
この記事は参考になりましたか?
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「聴覚障害」を登録すると、新着の情報をお知らせします
「聴覚障害」に関連する記事
- 聴覚障害(難聴)で補聴器を使うタイミングは? 聞こえにくいと感じたら検討を東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学講座 教授櫻井 結華 先生
- 聴覚障害(難聴)の患者さんが自分に合った補聴器を探すために――補聴器相談医の役割国立障害者リハビリテーションセンター病院...石川 浩太郎 先生
- 聴力の改善を目指す “鼓室形成術”とは――適応と手術の特徴について社会福祉法人 大阪暁明館病院長谷川 賢作 先生
- 補聴器と上手に付き合うために――選び方、使い方のポイントを解説社会福祉法人 大阪暁明館病院長谷川 賢作 先生
- 聴覚障害とは――聞こえの不調は放置せずに治療の検討を社会福祉法人 大阪暁明館病院長谷川 賢作 先生