原因
胆嚢炎には“急性胆嚢炎”と“慢性胆嚢炎”があり、急性胆嚢炎のほとんどは胆石が原因です。胆石は胆汁のコレステロール濃度が高くなることなどによってでき、胆石ができると胆汁の流れが滞り、そこに細菌感染が起こると胆嚢炎を発症することがあります。
そのほか、急性胆嚢炎のうち無石胆嚢炎は、大きな手術、外傷、やけど、長期間の点滴栄養などをきっかけに起こることが多く、寝たきりの患者や集中治療中の患者に起こりやすいことが知られています。
慢性胆嚢炎は急性胆嚢炎に引き続いて起こることがあり、炎症によって胆嚢の壁が厚くなることで引き起こされると考えられています。
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