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じんこうそく

腎梗塞

最終更新日
2017年04月25日
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2017/04/25
掲載しました。

概要

腎梗塞とは、何らかの理由で腎臓の太い動脈が詰まる病気のことをいいます。 腎梗塞では突然発症する腹痛や背部痛、吐き気などが生じますが、これらを主要な症状とする病気は無数にあるため、区別が困難です。こうした急性発症とは別に、無症状で慢性に進行するものもあります。そのため、腎梗塞は診断が難しいといわれています。

原因

以下の理由により、腎動脈の血流が遮断もしくは減少することが原因としてあげられます。しかし、原因がはっきりしないことも多いといわれています。

  • 心房細動:心臓の中でできた血の塊が腎動脈に詰まります。もっとも多い原因です。
  • アテローマ性動脈硬化症:コレステロールなどが溜まり血管の内腔を細くします。
  • 腎臓動脈瘤:腎動脈に血管のコブができる病気です。
  • 腎動脈解離:腎動脈の壁が裂けた状態です。
  • 血管炎:自己免疫疾患と呼ばれる病気の1つです。
  • 過凝固状態:免疫の病気や末期がんなどがあります。

症状

一般的には、以下の症状が現れます。

  • 腹痛、側腹部痛
  • 吐き気、嘔吐
  • 血尿  など

検査・診断

腎梗塞が疑われるときには、以下の検査を実施して診断します。

  • 採血:白血球やLDH、肝臓の酵素(AST、ALT)やクレアチニン(Cre)が上昇度合を調べます
  • 尿検査:血尿や蛋白尿が陽性か調べます。
  • 心電図:不整脈が原因になることも多いため、心電図検査も必須となります。
  • 腹部の画像検査:造影CT、MRI検査、シンチグラフィー検査など、腎臓脈を評価するために必要な検査です。

治療

不整脈による血栓症が原因の場合は、抗凝固療法を行います。詰まった血栓の大きさや発症からの時期、症状によっては手術で血栓を取ることもあります。

そのほかの原因の場合には、その病気の根本的な治療をおこないます。

梗塞の範囲によっては急性腎不全や慢性腎不全などに進展する可能性もあります。

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