症状
腰部脊柱管狭窄症のもっとも特徴的な症状として、長い距離を連続して歩くと下肢に痛みやしびれが生じる“間欠跛行”が挙げられます。
間欠跛行とは、歩いている際に脊椎に負荷がかかり神経が圧迫されることで、下肢に痛みやしびれが生じ、歩きにくくなることをいいます。特に、朝や寒い季節に症状が現れやすいといわれています。しゃがんだり前かがみになったりして神経の圧迫を和らげると症状は落ち着きますが、病気の進行とともに、連続して歩ける距離が短くなったり、安静にしていても下肢の痛みやしびれが強くなったりする可能性があります。
間欠跛行のほか、神経の圧迫によってトイレが近くなる、夜中にトイレに行きたくなる、残尿感、失禁などの排尿障害が起こる場合もあります。
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