原因
腸に結核菌が感染を起こして発症します。
感染しても必ず発症するわけではないですが、糖尿病、がん、血液疾患などを治療中の高齢者は免疫機能が低下しやすく、発症しやすいとされています。
感染経路はいくつかありますが、多くの場合は肺結核に感染している患者が結核菌を含んだ痰を飲み込んでしまうことで発症します。ほかにも、肺に形成された病変から結核菌が血液中やリンパ液中に侵入して腸に移行したり、結核菌に感染した周囲の臓器から腸に感染したりすることで発症することもあります。
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