症状
大腿部と下腿との位置関係の変形が見た目からわかります。また、膝関節の腫れや痛み、出血斑がみられることもあります。膝関節の靭帯断裂が生じることで、膝関節の安定性が損なわれることもあります。
動脈や神経が同時に損傷を受けることがありますが、この場合には下肢の腫れや冷感、感覚麻痺などといった症状が起こることもあります。症状の程度が強い場合には、下肢にコンパートメント症候群が生じたり(下肢がパンパンに張ってしまい、強い痛みが生じる)、膝から下の下腿が壊死しまったりすることも懸念されます。
また、膝関節の機能が著しく損なわれることもあり、歩行がうまくできない、正座ができないなど、通常の日常生活にも支障が生じることもあります。
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