検査・診断
葉酸欠乏症が疑われるときは次のような検査が行われます。
血液検査
葉酸欠乏症の確定診断には血液中の葉酸濃度を調べる必要があります。
また、葉酸欠乏症は貧血を引き起こすことが多いため、貧血の有無を調べることが重要です。葉酸不足によって引き起こされる巨赤芽球性貧血はビタミンB12の不足でも起こりうるため、巨赤芽球性貧血が認められる場合はビタミンB12の血中濃度も同時に調べる必要があります。
画像検査
小腸での葉酸の吸収障害が原因と考えられる場合は、それらの部位に何らかの病変がないか調べるため、超音波、CT、MRIなどによる画像検査が行われます。
また、重症化して認知機能の低下など神経学的な異常を引き起こすような場合には、頭部CT検査などが行われることがあります。
医師の方へ
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