原因
薬物依存症は、覚せい剤、有機溶剤、大麻などの依存性薬物と呼ばれる薬物を繰り返し乱用することで起こります。
また、通常使用では規制の対象ではない医薬品(睡眠薬や抗不安薬などの処方薬、あるいはドラッグストアで購入できる市販薬)でも、目的とは異なる不適切な使用を繰り返すことで薬物依存症に陥ることがあります。
依存性薬物は脳内報酬系という、快感をつかさどる中枢を直接刺激する性質を持っており、強い快感を与える特徴があります。その結果、薬物の効果が切れると使用したときの快感を求めて再び薬物を欲するようになり、ときには大切な人を裏切り、借金や、暴力などの犯罪行為を行ってでも薬物を手に入れようとするようになることもあります。
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