症状
薬物依存症とは、自分の意思では薬物の使用をコントロールできなくなった状態です。具体的には、薬物使用者が以下のような状態にあると、薬物依存症の症状が現れているということになります。
代表的な依存症状
- 薬物を使用する量が増えている
- 仕事、対人関係、金銭面などにトラブルが生じて、生活に支障が出ている
- 薬物を使用していない時でも、周囲の人に対して感情的になってしまう
- 薬物の使用を後悔しているにもかかわらず、やめることができない
また、薬物の乱用が繰り返されると、やがて薬物中毒に発展することもあります。
薬物中毒には急性中毒と慢性中毒があり、それぞれ以下の症状があります。
急性中毒
- パニック
- 意識障害や知覚変容体験
- 昏睡状態
- 死亡
慢性中毒
- 幻覚、妄想状態などの精神障害
- 認知機能の不可逆的障害
- 人格変化
- 臓器障害
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