検査・診断
視神経炎が疑われる場合は、視力検査や視野検査、色覚検査などを行い、物の見え方に異常がないか、異常がある場合はその程度を確認します。また、視神経の状態を確認するために以下の検査を行います。
- 眼底検査:視神経の腫れの有無などを確認します。
- 中心フリッカー値測定検査:ほかに視力低下を起こす眼科疾患との鑑別を行い、視神経炎の重症度を評価します。
- 光干渉断層計検査:視神経の厚さを測定します。視神経脊髄炎や多発性硬化症などによって視神経へダメージがあると視神経が薄くなります。
また、視神経炎の原因は多岐にわたるため、原因を特定するために以下の検査を行うこともあります。
- 血液検査:視神経を攻撃する抗体や感染症の有無を調べます。
- MRIなどの画像検査:視神経やその周囲に何らかの病変がないかを調べます。
- 髄液検査:腰に針を刺して採取した脳脊髄液を調べます。
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