原因
視覚障害は、視力と視野、両側の観点を含みます。視力が衰えることでものの見え方が障害を受けることはもちろん、見える範囲が狭まることでも周囲の環境がはっきりとわかりにくくなります。いずれの状態であっても、日常生活に支障をきたします。
眼球の外からの光は、角膜を通って眼球内へと入り込みます。角膜を透過した後に水晶体、硝子体と呼ばれる透過性の高い部位を通過した後、最終的には網膜へと到着します。網膜において光情報は電気信号へと変換され、視神経を通して大脳へと電気情報が送られます。その結果として、「ものが見える」という視覚情報として認知されることになります。
視覚障害は、この過程においてどの段階で異常があっても発症しうる可能性があります。視覚障害の原因としては、先天的なものと後天的なものとに大きく分けることができます。先天的なものとしては、網膜色素変性症や先天性白内障などがあります。また腫瘍性病変が眼球内で生じ眼球摘出を行うこともある網膜芽細胞腫、早産児に関連して発症する網膜病変である未熟児網膜症なども、新生児ないし乳幼児期早期の視覚障害の原因としてあげられるものです。
後天的なものとしては、糖尿病や加齢黄斑変性、緑内障などが挙げられます。脳腫瘍や脳梗塞など、ものの見え方に重要な大脳領域の病変も視覚障害を引き起こします。
医師の方へ
「視覚障害」を登録すると、新着の情報をお知らせします
関連の医療相談が11件あります
動眼神経麻痺 複視について
左眼に動眼神経麻痺があります。 手術後は瞼も開かずの状態でしたが、術後二ヶ月弱で少しずつ開くようになってきました。現在1センチほど開眼しています。 ただ、黒目は左外側を向いたままで複視が気になるようになってきました。追視はできます。 瞼の開眼と同様に回復していくものでしょうか? これをすると良い、逆に良くないなど何か効果的なことはありますか? どうぞよろしくお願い致します。
抗がん剤の曝露
抗がん剤投与中の犬がおしっこが足についたまま床を歩いたりしていました。 床についた抗がん剤は自然に消えますか?それとも拭いたりしなかったらずっとそこに残り続けるのでしょうか? この事により将来的な発がんリスクは高くなりますか?
6か月健診で大泉門が狭いと言われた
先日、6か月健診の際、小児科の先生に大泉門が5ミリ程しか無く、早く閉じすぎると将来的に頭蓋骨縫合早期癒合症になる可能性があると言われました。 兄弟が3人いますが、確かに他の子と比べると若干では、ありますがおでこが少し前に出ていて、後ろの頭が出ているように感じます。 今すぐに病院に行く必要はないとは言われましたが、その先生からは20年子ども達を見てきたが、こんなに大泉門が狭いのは初めてと言われ、心配しています。 様子を見るべきかアドバイスを頂ければと思います。
風邪か熱中症かわかりません。
土曜日(12日)に寝るまでは何ともなかったのですが、エアコンの設定温度を冷房24℃にして寝ました。 日曜日の朝に起きた瞬間に強烈な吐き気を催し、トイレで吐きました。そこから身体全体(特に両足)の倦怠感が起き、熱も37.8℃ありました。咳、鼻づまりはありませんでした。 今はエアコンの温度を見直して、熱冷ましを飲んだら36.6〜36.8℃の体温です。 寒気、味覚や嗅覚障害などはありません。 若干の倦怠感と食欲不振、咳はほとんどありませんが僅かな喉の違和感があります。 近隣の病院は盆休みのままで外出する体力は回復しておらず、今は風邪薬を服用すべきでしょうか?
※医療相談は、月額432円(消費税込)で提供しております。有料会員登録で月に何度でも相談可能です。