症状
遺伝性脊髄小脳変性症では、以下のような症状が現れることがあります。
- 歩行時のふらつきや転倒
- ろれつが回らない
- 手を動かそうとすると震える
- 自律神経症状:立ちくらみ、排尿障害、下痢、便秘など
- 末梢神経症状:感覚の鈍さ、しびれなど
このほか、手の震えに加え、筋肉のこわばりや動作が鈍くなるなどのパーキンソン様症状を合併することもあります。若年で発症した場合には、てんかんや知的障害、意思とは無関係に体が動く不随意運動を合併するケースもあります。
症状の経過には個人差があるものの、一般的にはゆっくりと進行するといわれています。
参考文献
- 難病情報センター. ” 脊髄小脳変性症(多系統萎縮症を除く)(指定難病18)”. 厚生労働省. 2021. https://www.nanbyou.or.jp/entry/4880. (参照 2024-03-25)
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