症状
生後3~6か月頃から細菌やカビの仲間である真菌といった感染症の症状が出はじめます。
自覚症状としては、
- 発熱
- 咳
- 呼吸困難
- 皮膚の痛みや腫れ
- 下痢
- 血便
- 腹痛
- 成長が遅くなる
などがあります。
このような自覚症状が表れにくい患者さんもいます。また、抗生物質や抗真菌薬といった治療薬を投与しても症状の改善が認められないことが多いです。この場合、何度も肺炎や皮膚炎を繰り返すことで病気が判明することがあります。また、腹痛や下痢が数週間続いた場合もこの病気の可能性があります。全身に感染症が広がる“敗血症”と呼ばれる合併症が起きた場合には、治療が困難になり重篤になることもあります。
医師の方へ
「重症複合免疫不全症」を登録すると、新着の情報をお知らせします