種類

限局性強皮症は“斑状強皮症”“線状強皮症”“汎発型限局性強皮症(はんぱつがたげんきょくせいきょうひしょう)”の3つに分類されます。

斑状強皮症

成人に多いタイプで、円や楕円のような形の病変が生じます。病変の個数は1つから複数個までさまざまで、手足や体幹によくあらわれます。

線状強皮症

小児と若年者に多いタイプで、線や帯のような形状の病変が生じます。頭頸部(とうけいぶ)(脳と目を除いた首から上の領域)や手足によくあらわれ、特に額に生じた線状強皮症のことを“剣創状強皮症(けんそうじょうきょうひしょう)”と呼ぶことがあります。線状強皮症は皮膚だけでなく、より深部(皮下脂肪・筋など)にも広がりやすいという特徴があります。

汎発性限局性強皮症

皮膚症状が斑状強皮症か線状強皮症かにかかわらず、病変が体幹や四肢の広い範囲にあらわれます。

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