とうけいぶがん

頭頸部がん

監修:

治療

頭頸部がんの治療はがんの種類や進行の程度によって異なりますが、主に次のような治療が行われます。

手術

頭頸部がんでは、多くの場合、手術でがん組織を切り取ります。場合によっては、欠損した組織を補うための再建手術が同時に行われることもあります。また、早期の段階で発見された中咽頭がん、下咽頭がん、喉頭がんでは発声や飲み込む機能への負担を軽減させるために、口から手術器具を挿入して行う内視鏡的経口手術が行われる場合もあります。

放射線治療

発症部位に放射線を照射してがん細胞にダメージを与えることで、がんの消失を目指します。放射線治療は手術と比較すると根治性に一定の限界がありますが、形態を温存できることが利点です。進行したがんの場合、手術後に再発を予防するため抗がん薬を併用した化学放射線治療が行われることがあります。

抗がん薬治療

がんを縮小させるため、手術前に抗がん薬治療を行うことがあります。治療効果を高めるために放射線治療と併用して行われるほか、治療後に再発や転移した場合に、症状の緩和を目的として抗がん薬治療を行うことがあります。

最終更新日:
2024年05月09日
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2024/05/09
更新しました
2020/06/12
掲載しました。

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