とうけいぶがん

頭頸部がん

最終更新日:
2024年05月09日
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2024/05/09
更新しました
2020/06/12
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検査・診断

頭頸部がんに対する検査はがんの種類によって異なりますが、基本的には次のような検査が行われます。

画像検査

がんの大きさ、位置、転移の有無などを調べるための検査です。

画像検査には超音波検査、X線検査、CT検査、MRI検査などがありますが、頭頸部がんが疑われる多くの場合は造影剤(血管を描出しやすくなる薬)を注射しながら画像撮影を行う造影CT検査や造影MRI検査が実施されます。

病理検査

がん病変の組織の一部を採取し顕微鏡での詳しい観察を行い、診断が確定します。

口腔内に発生したがんは病変の組織をそのまま採取できますが、鼻腔がん・副鼻腔がん喉頭がんなど直接組織の採取が困難な場所に発生したがんの場合は、口や鼻から内視鏡を挿入して組織を採取します。また、唾液腺がんなど体の表面からしこりが触れる場合は、皮膚から病変部に針を刺して組織を吸引する穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)や針生検を行います。

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