治療
鰓耳腎症候群の治療は、聴力障害と腎機能障害の程度に応じた支持療法が中心です。聴力障害は、補聴器の使用をしたり人工内耳、人口中耳などを手術的に埋め込んだりすることもあります。症状の程度や聴覚障害の種類に応じて、適切な治療方法が選択されます。
腎機能障害については、普段の生活から減塩に励むことが重要です。また、高血圧や糖尿病など腎機能障害を促進する要因も排除することも大切です。症状が進行した場合には透析や移植などが検討されることもあります。膀胱尿管逆流症では感染症を繰り返すことがあるので、適宜抗生物質を利用したり、手術で逆流を補正したりすることになります。
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