検査・診断
鳥インフルエンザは、症状や診察、季節性インフルエンザ診断で使用する迅速キットを用いても確定診断できません。正確に診断するためには、ウイルス分離、RT-PCR法など遺伝子検査が必要とされます。また抗体を測定することもあります。咽頭拭い液や血液を用いて検査しますが、通常の医療施設で行うことはなく、基本的には行政を通して実施します。
鳥インフルエンザウイルスでは肺炎や多臓器不全などを起こすことがあるため、胸部レントゲン写真をはじめとする画像検査、血液検査、尿検査などにより臓器障害の状況を評価することもあります。
医師の方へ
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