えーでぃーえいちでぃー

ADHD

(注意欠如・多動症)

同義語
注意欠如・多動性障害,注意欠陥・多動性障害
最終更新日:
2020年11月20日
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2020/11/20
更新しました
2020/11/17
更新しました
2017/04/25
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症状

ADHDの主症状は不注意、多動性・衝動性の2つです。

不注意

集中力が持続しない、継続的に1つの物事に取り組むことができない、ミスやなくし物が多い、上の空になりやすいなどの症状が見られます。

本人は真面目に取り組んでいても、他者から見ると怠けている、すぐに物事を投げ出してしまうなどと思われるようになってしまいます。反抗心などによるものではありません。

多動性・衝動性

多動な子どもは、じっとしていることができずに絶えず動いています。たとえば、学校の授業を椅子に座って聞き続けることが困難であったり、貧乏ゆすりを繰り返したりします。

別の理由で医療機関を受診した際に、じっと椅子に座っていることができない様子からADHDの可能性を疑われることもあります。また衝動性が目立つ場合、どのようなことが生じうるかあまり深く考えずに、すぐに行動に移してしまいます。気になるものが目に入ると危険をかえりみずに突然道路に飛び出してしまったり、相手のことを考えずにパッと思いついた言葉を発して他人を傷つけてしまったりすることも起こりえます。

ADHDの症状は捉え方次第

ADHDに対する認識は、周囲がADHDの症状をどの程度問題と捉えるかによって変わります。

周囲が症状を問題と捉えない場合も、「努力をすれば克服できる」と考えるのか「その人の個性だから問題ない」と考えるのかなどによって、ADHDに対する認識は異なるものになります。認識の仕方を変えることで、ADHDの特性からくる症状の一部は肯定的に捉えることが可能となります。

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