ぶどう膜炎は、悪化すると失明の危険性もあります。完治しにくい病気であるため、炎症を抑え、合併症を起こさないようにすることが重要です。東京都立広尾病院眼科医長の宮永将先生に、ぶどう膜炎の初期症状と再発予防についてうかがいます。
ぶどう膜で起きた炎症が前房や硝子体の中に及び細胞浸潤や混濁が起きると、視界がかすんで見える霧視を感じたり、黒い物が飛んで見える飛蚊症が生じます。霧視や飛蚊症はぶどう膜炎の初期症状といっていいでしょう。これらの症状は、「初期症状」とはいえ原因疾患によっては発症から1週間以内に現れる場合もありますし、年単位で徐々に現れる場合もあります。気になる症状があれば、まずはお近くの眼科を受診しましょう。
コンタクトレンズを使用することによってぶどう膜炎が発症することはありませんが、治療の際にはステロイドの点眼薬を使うことが多いため、薬の作用によって感染症のリスクが高くなります。コンタクトレンズを目に入れる、取り外すという行為によっても感染症が起こりやすくなるため、ステロイド点眼薬を使用している間はコンタクトレンズの使用を中止していただくようにしています。
通院の頻度は、患者さんそれぞれの症状によって異なります。いま現在、炎症が強くて抑える治療が必要な方は1週間に1回程度、そこから少しおさまった方は数週間に1回程度、というように、治療の経過とともに通院の頻度を変えるのは一般の疾患と同じです。
ただし、「完治」が難しいため、症状がおさまった方でも3ヶ月に1回程度の通院をしている方がほとんどです。ぶどう膜炎の炎症は、自覚症状がなくても起きていることがあるからです。機械を使って眼球を観察したり、眼圧の検査を行うことによって炎症を初期のうちに発見して、早く治療を開始することができます。症状がおさまった方の再発を予防するためにも、定期的な受診をおすすめします。
いまだ研究段階ではありますが、本当の発症原因がわかっていないサルコイドーシスにおいて、ニキビを起こすアクネ菌感染との関連が研究されています。また、ベーチェット病においては口腔内の細菌感染との関連が研究されています。いずれも、それが直接的な原因となっていることはありませんが、トリガーになって発症するのではないかと考えられています。
にしこく眼科 院長、東京科学大学 臨床准教授、宮田眼科東京 ぶどう膜炎担当医
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続く胸の痛み少しの息苦しさ
なんとなくずーっと胸が痛いです。 ここが痛いとはっきり示せるわけではなくなんとなく痛い感じです 息を深く吸うと少し長距離を走った後のような感覚に似ています。 特に体を前に倒す動きの時に痛みが目立ちます。 1ヶ月以上は症状が続いているので流石に心配になってきました。 それとは別件で咳が気になっている時に呼吸器内科さんに行った時レントゲンを撮りましたが異常はないと言われました。 見落としなども考えられるのでしょうか。 上記の症状が気になる場合何科を受診するのが適切でしょうか
右側の胸下が痛い
3日前から咳、くしゃみ、深呼吸をすると 右側の胸下の奥が攣っているような重い鈍痛がします。特に咳をすると痛みが強く胸を抑えてしまう程です。日に日に痛みが強くなっている様に感じ不安になり相談致しました。 この鈍痛と同時に微熱が出て平熱36.8度の所37.3度まで上がりまた風邪に近い症状もあります。 喉も多少痛いです。その為風邪の様な症状+右側の胸下の奥の鈍痛が現在の症状です。
目の充血の継続
目の充血が、治りません。眼科を受診し、ドライアイとの診断で、目薬、目のシャンプーも使用しています。寝る前に目を温めることもしています。起床時、仕事でのパソコン使用後は特に充血が酷く、目がゴロゴロする感じもします。今まで2件病院には通いましたが、どちらもドライアイとの診断でした。充血を治したいのですが、また別の病院に行った方がいいのでしょうか?
原因不明の右胸付近の痛み
昨日起床時から右胸付近に痛みが出ています。体をのけぞったり、息を強く吸い込んだりする際に痛みが出るので、肺の痛みなのか肋骨の痛みなのか分かりかねています。特に思い当たる原因はなく、起床時から息が吸いづらいと思ったところ痛みに気づいた状況です。昨日より少し痛みは良くなっていると思うのでおそらく時間が経てば治るかなと思っているのですが、念のため思い当たる症状がないかお伺いしたい次第です。
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