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なぜ今横浜市立大学眼科が注目されるのか―「女性の働きやすさ」を大事にしている横浜の閑静な大学病院

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  • 公開日:2017/02/16
  • 更新日:2017/02/20
なぜ今横浜市立大学眼科が注目されるのか―「女性の働きやすさ」を大事にしている横浜の閑静な大学病院

病院には、内科、外科、耳鼻科、精神科など様々な診療科があります。現在の日本において、すべての診療科のうち眼科医を選ぶ医師の割合は約5%といわれます。つまり、20人に1人程度の医学生が眼科医の道に進んでいるということになります。また、高齢者社会を迎え、眼科に受診する患者さんの数は年々増えてきています。このような理由から、高齢者の疾患が多い眼科を希望する医師の数も増加傾向になっていると考えられます。

眼科医を志す場合は、病院の眼科医局に入局して専門的なトレーニングを積む必要があります。このとき「どの病院の医局に入ったらいいのか」と悩む方も多いでしょう。医局にはそれぞれのカラーがあり、自分に合った体制・環境・教育指針を持つ医局をみつけることで、専門医としての可能性をより広げることができます。今回は、女性医師の働きやすさや落ち着いて学べる環境を重視し、横浜市という大都会にありながらもどこか人の温かさや穏やかさが残る横浜市立大学の医局についてご紹介します。同大学医学部附属病院眼科 医局長/大学院准教授の西出忠之先生に、横浜市立大学眼科医局の特徴と労働環境・住環境についてお話しいただきました。

横浜市立大学眼科医局の特徴―横浜市立大学出身以外の人が多い

眼科医局には横浜市立大学出身の医師もいますが、他大学出身の医師が多数入局しています。現在の眼科医局では、5人のうち4人が他大学出身です。出身校による入局制限は一切行っておらず、横浜市立大学で研修を受けたことも入局審査の際の加点にはなりません。

卒業校や研修地区、入局時の年齢など、今の時代は個人差があります。ですから入局のとき、つまりスタートラインでは、私たちはその方がどのような出身や経歴でも全員を公平にとらえます。この点が、横浜市立大学以外の先生から支持を得ている理由ともいえるでしょう。

毎年どのくらいの医師が横浜市立大学眼科医局に入局するのか?

その年によって差はありますが。平均6名程度がコンスタントに入局している状況です。このように年度に途切れなく入局者が続く大学は多くはありません。

女性医師の働きやすさを徹底的に考慮した体制づくり

女性医師

女性医師が子どもを産んだ後も働ける―産休、育休が十分にとれる体制

男女比は年度によって差がありますが、平均すると50対50になります。

横浜市立大学眼科医局は、女性医師の人生設計に即した様々な提案をしており、非常に女性医師の働きやすさの推進において先進的な科ということができます。

通常、横浜市立大学医学部附属病院に勤務する女性医師が産休・育休を取得する場合は、産前8週、産後7週しか取ることができません。しかし、眼科医局では有給などをフルに活用して産前産後により長く休んでいただくことを推奨しています。

公平な分業体制の実現

横浜市立大学眼科医局は単に休暇制度が充実しているだけではなく、医局員同士での公平感を保っていることも大きな特徴です。

たとえば一人の医師が休暇をとると、その医師が休んでいる間は他の医師の仕事が少しずつ増えます。この場合は、休暇した医師が復帰した後に医師の当直を増やしたり、他の方ができない業務を追加で受け持つことで対応してもらいます。

このように労働と報酬のあるべき姿のバランスがうまく取れている点において、横浜市立大学眼科医局は女性医師だけでなく男性医師にも支持されているといえます。

医師が休みやすい体制作り―大勢の仲間が互いにサポートしあう

横浜市立大学眼科医局には110名以上の医局員がいるので、常に必要医師数に5名程度の余裕をもった勤務体制を築くことができます。たとえば3名程度が一斉に休暇をとっても大きな問題はありませんし、仕事が多すぎて休めないというようなことはなく、医師自身が自分の人生設計を持つことができます。実際に毎年度2名前後は産休・育休を取得しています。

仲がよさそうな大勢の医師たちが集っている様子

女性医師が働きやすい職場を意識して作る理由

男女比の釣り合いを保ちたい

医局は医師の共同体です。共同体は、男女比が均等なほうがお互いを見合うため、より早く成長すると考えています。

私が医師として勤めてきた中で感じるのは、職場環境が悪ければ良い医療は提供できず、また単に優れた医師を集めただけでも良い病院は作ることができないということです。裏を返せば、優れた職場環境であれば、優れた病院に成長する可能性が高くなります。

横浜市立大学眼科医局の場合、男性優位だった共同体に女性が増えて、お互いに協力し合う好循環が生まれ、職場環境が改善しました。

横浜という地域で学ぶ―都会と田舎が調和した穏やかな環境

横浜市立大学医学部附属病院は神奈川県横浜市金沢区にある病院です。ここで学ぶメリットは、「この地域が都会すぎない」点からも述べることができます。

地方で生活してきた方のなかには、「将来は東京で働きたいけれどあまりにも都会すぎる環境は不安だ」という思いを持つ方もいるでしょう。

横浜というと都会をイメージする方が多いかもしれませんが、横浜には意外に田舎の雰囲気が強い地域もあります。金沢区はまさに、都会の利便性と田舎の心地よさを兼ね備えた地域ですから、地方出身の先生方も馴染みやすく、スムーズに働くことができると考えています。

また、住環境に恵まれた地区であると同時に、横浜市立大学周辺の地域は子育てもしやすい環境です。病院内には保育施設があり、スタッフはその施設に子どもを預けて仕事ができます。

とはいえ、やはり神奈川県は日本で第2位の人口を誇る大都市です。そのため、県庁所在地である横浜市をはじめ、中堅都市の藤沢市や横須賀市、あらに人口密度が低い市町村にいたるまで、県内の隅々まで関連病院を配置し、幅広く医療を届けることができる体制を取っています。

人事異動では、大学医局が医局員一人一人のニーズを聞いて、関連病院側の募集と本人の希望をうまくマッチングさせているので、思わぬ人事異動が起こり戸惑うということは基本的にありません。

横浜市立大学眼科医局の見学をしたい場合はどうする?

医局の見学は随時受け入れています。見学希望者には自ら調べて問い合わせしてくださる方や、病院のホームページを見てお問い合わせをされる方など様々な方がいます。

見学の際は担当の者や年齢の近い方と一緒に院内を回っていただき、気軽に相談し、話を聞いてもらえるような工夫を凝らしています。

横浜市立大学眼科医局が求める人材とは?

これまで述べてきたように、横浜市立大学眼科は女性や地方出身の学生にとって非常に研究・学習・臨床がしやすい環境にあるといえます。そのような方で関東の眼科医局に入局してみたいという思いがある場合は、ぜひ一度見学にいらしてください。

横浜市立大学眼科医局では、礼儀を重んじ、接遇能力に富む医師を特に求めます。

眼科の技術や知識は、入局後にいくらでも教えることができますし、そのための環境も整っています。ですから、入局時には本人が元々持っている人間性を重視したいと考えます。

朝、同僚に会ったら「おはようございます。」と元気に挨拶したり、仕事が終わったら「お疲れ様です。」ということ、ここには深い意味が込められていると思っています。そういったものをしっかりと持っていらっしゃる方が、我々が一緒に働きたいと考える人物です。

 

西出 忠之

西出 忠之先生

横浜市立大学大学院 医学部 医学研究科 眼科学教室 准教授

横浜市立大学を卒業後、現在は横浜市立大学大学院眼科学教室にて准教授兼総医局長。一般外来から専門外来(白内障、加齢黄斑変性、黄斑)まで幅広く臨床に携わるとともに、医局長として眼科医局のさらなる充実を目標に、多くの若手医師の教育にも力を注いでいる。

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