この記事の最終更新は2018年06月28日です。
2018年6月30日(土)・7月1日(日)に、永田町の海運ビル/砂防会館(東京都千代田区平河町)において第12回 へき地・地域医療学会が開催されます。本年のへき地・地域医療学会は、地域医療振興協会と米国オレゴン健康科学大学とのEndowment Fund(寄付講座)が開設されたことを記念して、基調講演にオレゴン健康科学大学家庭医療学JADECOM寄付講座担当である山下大輔先生、基調講演に同大学家庭医療学名誉教授のRobert B Taylor先生をお招きし、本邦における地域医療の第一人者のみなさんによるシンポジウムや日常診療に役立つ教育セッション、地域医療にかかわる演題発表などの内容で開催されます。
座長を務める山田隆司先生からメッセージをいただきました。
いよいよ本年秋にアメリカ、ポートランドにあるOHSU(オレゴン健康科学大学)にJADECOM地域医療学寄付講座が開設されます。これはこれまでの十数年にわたる相互交流(交換研修プログラム)が認められOHSU側からの提案によって始まるものです。この礎を築いたのが元OHSU家庭医療主任教授Robert Taylor先生ですが、そのもとで研修医時代から活躍されてきた山下大輔先生が、この度担当准教授に就任されることが決まりました。
今回寄付講座開設を記念し、お二人をお迎えして学会を開催いたします。メインテーマは「国際的視点からのへき地医療~地域医療の将来~」です。基調講演、シンポジウム、教育セッション、医学生セッション等内容は盛りだくさんです。地域医療を担う医師、地域医療を目指す研修医、医学生にとって二度とない貴重な機会となることは間違いありません。是非本物の家庭医と会って日本の地域医療の将来について語り合いましょう。
地域医療振興協会地域医療研究所
山田隆司
第12回へき地・地域医療学会特設サイト