原因
皮下出血
皮下出血ができる原因は多岐にわたります。もっともよく見られるあざは、打ち身などのけがによって表皮の下の細い血管が損傷し、出血が広がることが原因でできるものです。このような外傷によるあざは、年齢に問わず健康上の問題がまったくない場合でも日常的によく見られます。基本的に問題となることはありませんが、血友病や白血病など出血しやすくなる病気の方や、抗凝固薬や抗血小板薬など血液が固まりにくくなる薬を服用中の方はささいな刺激であざができやすいのが特徴です。
母斑
原因は、それぞれの母斑によって異なります。赤あざの場合は、真皮毛細血管の拡張が原因で、茶あざは表皮メラノサイトの機能亢進が原因です。青あざの場合は、真皮メラノサイトの増殖と活性化が原因です。そのほかのあざでも、それぞれ異常が異なります。これら異常の元の原因は、ほとんど解明されていませんでしたが、近年では遺伝子レベルの解析により、かなり原因が分かってきたあざもあります。
医師の方へ
「あざ」を登録すると、新着の情報をお知らせします