くりおぐろぶりんけっしょう

クリオグロブリン血症

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症状

皮膚症状が最も多い症状です。下肢に紫斑や潰瘍を形成します。レイノー現象(手足の末端が白→青→紫などのように寒冷で変化する現象)、網様皮疹(腕や下肢の網目状の赤色〜紫色の皮疹)、寒冷蕁麻疹(寒冷で手足に膨隆状の皮疹が出る)を認めることもあります。関節痛を起こすこともあります。神経の血管に炎症を起こせば、しびれたり、痛みや温度が鈍くなるといった感覚障害を起こすこともあります。腎臓は小血管が多いことから、蛋白尿や血尿を起こし、時にネフローゼ症候群(蛋白が血管から尿に流れ出て、全身が浮腫む状態)や急性腎不全を起こすこともあります。

 

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