検査・診断
コンパートメント症候群が疑われるときは次のような検査が行われます。
区画内圧の測定
症状からコンパートメント症候群が疑われる場合は、針を区画内に刺して内部の圧力(コンパートメント内圧)の測定を行います。正常な区画内圧は8mmHg以下ですが、約30mmHg以上になるとコンパートメント症候群と診断されます。
画像検査
コンパートメント症候群は骨折や打撲などの外傷によって引き起こされることが多いため、外傷の状態を確認するためにレントゲンやCTなどを用いた画像検査が行われます。
血液検査
コンパートメント症候群は進行すると横紋筋融解症や高カリウム血症などを合併することがあるため、腎機能や電解質バランスの状態などを調べる目的で血液検査が行われます。
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