さいとめがろういるすかんせんしょう

サイトメガロウイルス感染症

最終更新日:
2022年08月03日
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2022/08/03
更新しました
2017/04/25
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原因

サイトメガロウイルス感染症の原因は、ヒトサイトメガロウイルスと呼ばれるヘルペスウイルスの一種です。

ウイルスに感染した人の母乳、尿、唾液などの体液に接触して感染する水平感染のほか、産道感染、輸血による感染、性行為による感染などが感染経路となります。

サイトメガロウイルスは幼稚園や保育園などの集団生活を始める乳幼児期にほとんどの人が感染するといわれており、その多くは症状が現れない不顕性感染です。

サイトメガロウイルスに一度でも感染すると、ウイルスはその後も体内に残り続け(潜伏感染)、初感染からしばらく経って免疫力の低下などで再活性化してサイトメガロウイルス感染症を発症することがあります。

サイトメガロウイルス感染症にかかりやすい人としては、胎児、新生児(早産児)、移植後に免疫抑制剤を使用している人、がん治療を受けている人、エイズ患者、先天性免疫不全疾患を持つ人などが挙げられます。

胎児や新生児(特に早産児)は胎内感染や産道感染、母乳を介した感染などでサイトメガロウイルス感染症を発症することがあります。

それ以外の免疫が不十分な人では潜伏感染していたサイトメガロウイルスの再活性化によるサイトメガロウイルス感染症の発症が多いでしょう。

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