検査・診断
スポーツ障害が疑われるときは、発症部位や疑われる外傷の種類によって次のような検査が必要に応じて行われます。
画像検査
骨や筋肉、靱帯、腱、関節などに異常がないか調べるために画像検査が行われます。外傷の種類により、X線、CT、MRI、エコーなどが用いられます。
骨の異常が疑われる場合はX線検査が有用ですが、筋肉、靱帯、腱、関節内の状態を詳しく調べるにはCT検査やMRI検査が有用です。
関節鏡検査
前十字靱帯損傷や半月板損傷など、関節内にダメージが引き起こされるタイプのスポーツ障害では関節鏡検査を行うことがあります。
関節鏡検査は、皮膚を小さく切開し、カメラが内蔵された機器を関節内に挿入して関節内部の状態を確認する検査です。体に負担がかかりますが、治療方針を決めるうえで有用な検査です。
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