ちゃーじしょうこうぐん

チャージ症候群

同義語
CHARGE症候群
最終更新日:
2024年12月26日
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2024/12/26
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症状

症状の現れ方には個人差がありますが、その中でもよくみられる症状を表す単語から頭文字をとって、“CHARGE症候群”と命名されています。

  • C (coloboma):網膜、虹彩、視神経などの部分欠損 (コロボーマ)
  • H (heart defects):先天性心疾患
  • A (atresia choanae):後鼻孔閉鎖*
  • R (restricted growth and development):成長障害(低身長)、精神発達遅延
  • G (genital abnormality):外陰部低形成
  • E (ear abnormality):耳の形態異常、難聴

特に成長障害、精神発達遅延を伴う場合が多く、一部のケースでは成長ホルモンの分泌不全が認められることがあります。

そのほかの症状として、顔面麻痺(まひ)によって生じる顔面の非対称性、口唇口蓋裂**などが挙げられます。さらに、これらの症状の影響で口や喉がうまく動かせず、乳児期の哺乳障害や嚥下障害(えんげしょうがい)を伴う場合もあります。

*後鼻孔閉鎖:鼻腔から喉にかけてつながっている部分(後鼻孔)が塞がった状態のこと。

**口唇口蓋裂:唇や上顎が生まれつきつながっていない(避け目がある)状態のこと。

参考文献

  1. 難病情報センター. チャージ症候群(指定難病105). 厚生労働省. 2023-10. https://www.nanbyou.or.jp/entry/4138. (参照 2024-03-04)
  2. CHD7 Disorder. Conny M van Ravenswaaij-Arts, Meg Hefner, Kim Blake, Donna M Martin. Initial Posting: October 2, 2006; Last Revision: September 29, 2022.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK1117/

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