ふぇにるけとんにょうしょう

フェニルケトン尿症

監修:

原因

フェニルケトン尿症の原因は、フェニルアラニン(Phe)という物質を分解するフェニルアラニン水酸化酵素(PAH)の活性低下です。そのため、PAH欠損症とも呼ばれています。

PAHはBH4を補酵素(酵素作用のために必要な化合物)としているため、BH4が欠乏するとPAH 活性が低下します。また、BH4欠乏症という病気でもPAH 活性が低下するため、フェニルケトン尿症と類似の病態が現れます。そのため、NBSで血中Phe濃度が上昇していた場合、フェニルケトン尿症とBH4欠乏症とを区別(鑑別診断)する必要があります。

最終更新日:
2023年06月08日
Icon close
2023/06/08
更新しました

「フェニルケトン尿症」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

フェニルケトン尿症

Icon unfold more