ヘルパンギーナの原因ウイルスに対する抗ウイルス薬は、現在のところ開発されていません(2020年6月時点)。そのため治療は、発熱に対する解熱剤、喉の痛みに対する鎮痛薬など、それぞれの症状を改善するための対症療法が主体となります。多くはこれらの対症療法を数日間続ければ回復していきます。しかし、口の中にできた水膨れや潰れた潰瘍の痛みで飲食が十分に取れずに脱水症状が強いときは、点滴治療が必要になることも多々あります。
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