検査・診断
ヘルパンギーナは症状、年齢、医師による喉や口の中の観察によって診断を下すことがほとんどであり、特別な検査を行って確定診断をするケースは少ないのが現状です。
しかし、確定診断の必要がある場合には、口・喉の粘液、水膨れにたまった液体、便などにヘルパンギーナの原因ウイルスの遺伝子が存在するか調べる“PCR検査”が行われます。また、血液検査では原因ウイルスの抗体(原因ウイルスを攻撃するたんぱく質)の有無を調べることも可能であり、ヘルパンギーナの経過中に髄膜炎や心筋炎を発症した際などで診断のために検査を行うことがあります。
そのほか、症状が強い場合は、体の炎症の程度を評価するための血液検査、肺や脳などに異常がないか調べるための画像検査が行われることも少なくありません。
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