治療
メニエール病は大きく分けて次の三つの治療が重症度や患者の希望などによって行われます。
薬物療法
メニエール病に対する薬物療法では、めまい発作を抑える薬と内リンパ水腫自体を改善する薬が使用されます。
めまいを抑える薬として炭酸水素ナトリウムなどをはじめとした抗めまい薬が代表的ですが、そのほかにも吐き気止め、自律神経調節薬などめまいに伴う症状を改善するための薬が用いられます。
一方、内リンパ水腫を改善するためには利尿剤やステロイド薬が有効とされています。
鼓室内注入術
鼓膜に穴をあけ、鼓膜の内部に薬剤を直接注入する治療法です。メニエール病ではゲンタマイシンなどの抗菌薬の一種が用いられています。
手術
薬物療法や鼓室内注入術を行っても症状が改善せず進行していく場合には、手術を行うことも少なくありません。
さまざまな手術方法がありますが、聴力がある場合は内耳のリンパがたまる部位を切開する“内リンパ嚢開放術”などが行われます。一方、すでに聴力が著しく低下し今後も回復が望めない場合には、症状の原因となる内耳の構造を破壊する“内耳破壊術”が行われることがあります。
メニエール病はストレスや疲れが発症や再発の引き金になることがあります。そのため、メニエール病を予防するには、ストレスを解消する方法を見つけて十分な休養を取るなど、日頃からストレスや疲れがたまりにくい生活を送ることが大切です。
実績のある医師
周辺でメニエール病の実績がある医師
東京科学大学 耳鼻咽喉科 医学部内講師
内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都文京区湯島1丁目5-45
JR中央・総武線「御茶ノ水」東京メトロ丸ノ内線も利用可能 徒歩3分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 徒歩5分
東京慈恵会医科大学附属病院 耳鼻咽喉科 助教
救急科、総合診療科、消化器内科、肝臓内科、脳神経内科、腎臓内科、リウマチ科、膠原病内科、循環器内科、糖尿病内科、代謝内科、内分泌内科、腫瘍内科、血液内科、呼吸器内科、感染症内科、精神神経科、小児科、消化器外科、肝胆膵外科、乳腺外科、呼吸器外科、血管外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、心臓血管外科、婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、皮膚科、リハビリテーション科、歯科、脊椎脊髄外科、緩和ケア内科、産科、放射線科
東京都港区西新橋3丁目19-18
都営三田線「御成門」A5出口 徒歩3分、東京メトロ日比谷線「神谷町」3出口 徒歩7分、東京メトロ銀座線「虎ノ門」1番出口 徒歩10分
医師の方へ
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