治療
三叉神経痛の治療としては、薬物療法や神経ブロック療法、手術療法、ガンマナイフ療法を挙げることができます。まずは体への負担が少ない薬物療法からはじめ、効果が得られなかった場合は手術などが検討されます。
薬物療法としては、抗てんかん薬のカルバマゼピンが第1選択薬です。また、神経の痛みが内服薬でコントロールできない場合には、痛みの元となっている神経に対して神経ブロック療法を検討します。
そのほか、血管や腫瘍などによる圧迫が原因となって三叉神経痛が生じている場合には、手術が検討されることもあります。血管と神経の位置関係を改善させることで、神経への圧迫を軽減し三叉神経痛の緩和を図ります。そのほか、手術でも効果が得られないときや高齢などの理由から手術ができない場合には、ガンマナイフ療法も検討されます。
医師の方へ
「三叉神経痛」を登録すると、新着の情報をお知らせします